第45回メールゼミ
今回から、
「運輸安全マネジメント」 そのものではなく、
全ての業務に重要な役割を持つ
「文書管理」 についてです。
この
「文書管理」 は、
ISO9001の普及により、その考え方が浸透してきました。
“文書管理”とは、要するに
「必要なところで必要なときに必要な文書が使用できること」
なのですね。
非常に簡単なようですが、実は、奥が深いのです。
或る意味、基本中の基本ですが、これがなかなか出来ていない。
私もISO9001や
ISO14001の審査に出向き、
当然、文書管理も確認しますが、
この文書管理のレベルが高い組織は、
ISO9001、ISO14001の運用レベルも高いのです。
また、
ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の
審査に出向くと、
この文書管理について、
あまり重要視していない組織が多いですが、
ISO22000(食品安全マネジメントシステム)で
いい加減な文書管理しか出来ていないと
“致命的”な事が発生してしまうのです。
“致命的”とは?
命に関わるのです。
もちろん、ISO22000取組組織以外にとっても
文書管理の重要性は
変わりません。
実は、コンサルタントでさえ、
この文書管理について
まともに指導出来ないというか、
理解していない方も多いようです。
しくみを動かして
目的を達成するためには、
この
文書管理を是非、自分たちのモノにしてください。
今回は、ここまでにしますが、
次回からは
文書管理の具体策に入っていきます。
決して、
「運輸安全マネジメント」と
あまり関係ないから、
「読み飛ばそっと!」しないでくださいね。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございます。
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