第37回メールゼミ
お元気ですか?
運輸安全ドットコムの山本です。
前回、前々回と廻り道して
品質管理と生産性向上について触れされて頂きました。
今回からは、リスク情報の洗い出しに戻りますね。
ただ、気まぐれの筆者のことですから、
もし、気が変わったらお許しください。
今回のリスク情報の洗い出しは
「フリーディスカッション」による洗い出しです。
要するに一番簡単な方法です。
用意するモノ
1 模造紙(1グループ1枚)
2 カードシール(縦3センチ×横10センチくらい)たくさん
3 細いマジックペン(出席人数分)
参加者
ドライバー5名で1グループ
(10名参加のばあい、2グループ)
ドライバーはいろいろなルートから選んでください。
輸送品目も別々の方が良いですね。
では、始めましょう。
出席者は各自、マジックペンを持ち、
今まで、「ヒヤっとした」「ビックリした」
「あぶないっ」と思ったことを
カードシールに書いてもらいます。
あくまで、
「ヒヤっとした」原因を書くことにしてくださいヒ
例えば、原因としては、
「子供が飛び出してきてヒヤっとした」ですね。
カードシールに書く際の注意ですが、
・下手でもいいので読みやすい字で書く
・漢字でなくてもひらがな、カタカナでもよい
(漢字を知らなくて恥ずかしいのであれば辞書を用意)
・1枚のカードに1件書く
・記載内容はダブっても構いませんが、明らかに隣の席のヒトが
書いている内容と一緒の場合は書かない
20分から30分ぐらいで、一通り書けたら(枚数が集まったら)
種類別に分けて、明らかに同一内容のカードは
重ねてまとめていきます。
そして、そのうち一枚を模造紙に貼っていきます。
今回は、これでいいでしょう。
その後の「起こり得る事故・災害」や
「既存の事故防止策」等は、
その後の展開で明確にしていきましょう。
次回から、
今まで集めたリスク情報をどのように活用していくのか
説明していきますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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あおいコンサルタント株式会社
運輸安全マネジメント推進協議会
山本昌幸(ISO9001・ISO14001主任審査員、行政書士、
特定社会保険労務士、運行管理者)
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追伸(今回のオマケ):
知人の奥さんが最近ハマっているものがあると聞いて
「ナニにはまっている?」と尋ねたとところ、
なんと、
「尼さんバレー」とのこと。
「最近の尼さんはスポーツもやるのか」と感心しつつ、
「んっ?まてよ、あの奥さん、普通のヒトで尼さんじゃなかった
よな」
「ママさんバレー」の間違いでした。
これもヒューマンエラーですね。
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