第25回メールゼミ
こんにちは。
運輸安全ドットコムの山本です。
25回目のメールゼミをお届けします。
ここ数回、マネジメントシステムの基本である
PDCAについて事例を元に
お浚いしていますね。
前回は、下の4つの事例のうち
「1」のA社について検討しましたね。
今回は、「2」のB子さんはどうあるべきかを考えてみましょう。
1 壮大な構想を打ち立て、
その構想を全社員に発表するが、
それっきりの会社・・・仮にA社とします。
2 疲れて仕事から帰ってきたご主人のために、
今まで作った事のない御馳走を作ったけれど、
その料理の味見をしない奥さん・・仮にB子さんとします。
3 配送先で荷物を引き渡すとき毎回、
誤配であることに気がつくドライバー
・・・仮にCさんとします。
4 思い付きで即、投資して、いつも損をしている投資家
・・・仮にDさんとします。
ここで、ざっとB子さんの行動を確認してみましょう。
仕事で疲れているご主人のために御馳走を作ろうと思いました。
・・・これは、P(PLAN:計画)ですね。
そして、御馳走を作りました。
・・・これは、D(DO:実施)ですね。
ここまでは良いのですが、
B子さんは、その御馳走の味見をしないのです。
これは、PDCAの「C:CHECK:確認・検証」を
しないことですね。
これでは、せっかく、苦労して作ったご馳走も
台無しになるかもしれませんね。
ここで、なぜ、B子さんは、御馳走を作ろうと思ったのか
考えてみましょう。
そうですね。
仕事で疲れているご主人に喜んでもらおうと思ったのですね。
では、喜んでもらうためには、
美味しい御馳走が一番です。
もちろん、「御馳走を作ろう」という
B子さんの気持ちも大切で、
ご主人も嬉しいと思いますが、
やはり、料理は「美味しい」ことが重要ですし、
美味しくなければ、
“御馳走”とは、言えないかもしれませんね。
また、「C:CHECK:確認・検証」があるから
次の展開である
「A:ACT:改善」が出来るのですね。
そこで、本来B子さんはどうするべきだったのか?
当然、「C:CHECK:確認・検証」である
料理の味見をすればよいのです。
その結果、塩味が足りなければ、
塩を足せばよいですし、
仮に、もうどうすることもできなければ、
今回作った料理の味は仕方ないとしても
次回、料理を作るときに活かせばよいのですね。
そう、PDCAの
「A:ACT:改善」ですね。
このように考えると
PDCAの重要性、必要性が理解できますね。
次回は、事例の「3」「4」の
Cさん、Dさんはどうあるべきか
考えてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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あおいコンサルタント株式会社
運輸安全マネジメント推進協議会
山本昌幸(ISO9001・ISO14001主任審査員、行政書士、
特定社会保険労務士、運行管理者)
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追伸(今回のオマケ):
私は、ヒューマンエラーについての指導も
やらせていただいていますが、
「思い込み」「見間違い」「勘違い」の
ヒューマンエラーと思われる例をお話しましょう。
先日、沖縄のある企業にISO9001の審査で
お邪魔したのですが、事務室に
「社訓」が掲示してあり、そこに
“方言実行”と書いてあるのです。
私は、
「さすが沖縄は方言といういわゆる『文化』も
大切にする土地柄だな」と感心しました。
(沖縄で方言の事を“うちなーぐち”と言い保護する動きが
あるのです)
でも、その「社訓」をよくよく見ると
“方言実行”ではなく“有言実行”でした。
おそまつさま!

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