第2回メールゼミ
こんにちは。
第2回目の「運輸安全マネジメント」メールゼミです。
今回は、運輸安全マネジメントの中でも
義務事項の一つである
「従業員への指導監督」について説明しますね。
「自動車運送事業者が従業員に対して指導及び監督を行うために講じ
るべき措置」・・
なんか、難しそうですね。
平成18年9月19日に公布された「国土交通省告示第1092号(貨物)」
「国土交通省告示第1088号(貨物)」には
全従業員に対して組織的に、効果的かつ適切な指導及び監督を実施
することが規定されています。
(少し我慢して読んでくださいね)
その内容は以下のとおりです。
1 運送事業の運営において輸送の安全が最も重要であるという
意識を徹底していただくために、輸送の安全に関する基本的な方針
(以下、「方針」としますね)を定めて、全従業員に周知してくだ
さい
この方針は、「社長の“事故を減らすんだ!”という強い思い」が
込められていることが重要ですね。
決して、他社の方針を100%マネして策定すべきでないでしょうね。
方針の見本としては、次のような感じでしょうか
*****輸送安全方針*****
当社は、事故の削減・撲滅を実現するために
常に輸送の安全を確保する仕組みを構築し運営していきます。
2008年4月1日 ○○運送株式会社 代表取締役 ○○□□
とか、
*****輸送安全方針*****
1 当社は輸送の安全を第一とする
2 事故削減のための組織作りを目指す
3 事故削減のためにマネジメントシステムを構築し運用、
継続的に改善する
2008年4月1日 ○○運送株式会社 代表取締役 ○○□□
ですね。
ただ、この「方針」ですが、新しく一から作成してもよいのですが、
既にある、「社是」「社訓」「経営方針」を活用していただいても
いいですよ。
既にある、「経営方針」に、輸送の安全の確保への想い等が含まれて
いるのであればそのまま使えますし、含まれていないのであれば、
既にある「経営方針」に輸送の安全の確保への思いを追加すればいい
ですね。
この「方針」は、全従業員に周知させなくてはなりません。
“周知”とは?
御社の全ての従業員に知れ渡っていることですね。
どの程度?
そうですね・・
そりゃ、「方針」を全ての従業員が暗記していれば最高ですが、
「方針」に込められた、事故削減・撲滅への“想い”を
理解していなければ暗記していても意味がありませんね。
ですから、全従業員は「方針」を暗記する必要はありませんが、
「方針」の存在を全ての従業員は認識し、
「方針」に込められている、事故削減・撲滅への“想い”は
理解しておく必要があるでしょう。
荷主さんや取引先から、
「お宅の輸送の安全に関する方針はどのようなものですか?」と
質問されたとき
「輸送の安全の確保は何よりも優先すべきで、社長自らが
事故削減のための活動をけん引していく意味が込められています」
とかですね。
「方針」については、これくらいにして、
次回は、
義務事項の「従業員への指導監督」の
二つ目の
2 「方針」を実現するための「目標」の設定について
お話ししましょう。
では、今回はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただき、感謝! です。

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